印影(4)
このページには比較的最近彫った印影を並べております.概ね新しいのが上になるように配置してあります.
玉壺水
心が玉壺の氷の如く清いの意.
↑篆書白文35×35 | ↑篆書白文28×40 |
香雨
芳しい雨
↑篆書白文35×35 |
延寿萬歳
長命長寿を祝う.
↑篆書朱文40×40 | ↑金文白文30×30 | ↑篆書白文40×40 |
萬寿
上と同意で,長命長寿を祝う.
↑篆書白文35×35 | ↑金文白文30×30 | ↑金文白文30×30 |
吉祥
めでたいきざし.よい前兆.
↑篆書朱文25×25 | ↑篆書白文15×30 | ↑篆書白文12×28 |
祥雲
めでたい雲.
↑金文白文23×23 |
雨洗風磨
雨に洗い,風に磨く/辛苦して修行する
↑篆書白文35×35 |
柳緑花紅
「柳は緑,花は紅」=見たままの真理のすがた,悟りの表れ,と云うことだ.前半はいいとして,「悟りの表れ」に至るには......
↑篆書白文35×35 |
奔雷墜石
激しい雷と転がり落ちる石.「書法の一つで直下して形作られる点」と,書家でもある講師の先生より教わる.
↑篆書白文35×35 | ↑金文白文25×25 |
左側の一果は比較的うまくできたかな~と自画自賛してみる.
安身静體
漢書にある言葉で,身を安じ體を静かにす=身体を安泰にすること,と判り易い.いろいろなケースで適用できそうだ.
↑篆書白文25×25 | ↑篆書朱文35×35 |
詠花吟月
講師の先生によれば,禅語で,「花に詠じ月に吟ず」=大悟徹底し,自由に喜び楽しむ抜け切った境界,ということだ.単なる行楽を意味するのではなく,俗界を抜ける喜び.....と,なかなか難しい.
↑篆書白文30×30 | ↑篆書朱文30×30 |
恵風
めぐみの風,春風の意.なのでこれを冠した団体や施設は多いようだ.
↑篆書白文30×30 | ↑篆書白文40×40 |
この「恵風」以降,新しい講師の先生より課題を頂き,添削指導を受ける.
高尾山系
筆者のよく歩く高尾山,城山,景信山,陣馬山,連行山,生藤山,三国山といった峰々.
↑篆書白文40×40 | ↑篆書朱文40×30 |
一笑百慮忘
「一つ笑えば百の憂慮も忘れる」ことであろう.医学的にもそうした効果が検証されいるそうで,自ら落語口演を実践されているお医者さんもいるそうである.
↑篆書朱文35×35 | ↑篆書白文30×30 |
六日菖蒲十日之菊
5月5日は「端午の節句」で菖蒲を飾り,9月9日は「重陽の節句」で菊を飾る.それが翌日の6日や10日になってしまっては何の意味もなくなってしまう.時期を失しては役に立たないことの例え.会社勤めの頃,いつも納期に追われていたことが強く偲ばれる.
↑篆書白文50×35 |